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Run past the EAST・Page 4 朝の陽を浴びて(東京←→越後湯沢)

2003/3/16・AM6:04 やまびこ41号・200系K編成(自由席・座席番号未確認・禁煙)

やまびこ41号 やまびこ41号座席 やまびこ41号車窓

 朝の東京駅新幹線ホームに立つ。やまびこ41号の発車を待つと、向こう側の東海道新幹線ホームから500系のぞみが遙か遠くへ飛び立っていく。
 やまびこ41号に乗り込むと、程なくやまびこ号が東京駅を離れる。日曜日の朝一番ではあるが、それなりの乗車率であることが席の埋まり具合から見て取れる。
 洗面所で顔を洗い終えると、ドアの窓から朝日が昇っていくのが見えた。東京の朝日は、昨日青森を発った朝日よりも早いように感じた。 日曜日の帝都。まだ目覚めていない街並みを見下ろしてやまびこ号は北へ向けて走っていく。

大宮駅  やまびこ号は定時に大宮駅に足を下ろす。改札を抜け、高くなってきた日の光を浴びる。 シーハイル上越号への乗換までには時間があったが、それほど多いわけではないので大宮駅の前に広がる人工地盤を歩いてみた。
 見下ろす駅前通りにはマクドナルドがあり、店が開いているように見えた。近くには沢山のビルが立ち並んでいるが、日曜日ということもあり静まりかえっている。



2003/3/16・AM6:51 シーハイル上越号・165系新前橋色(指定席・2号車8番A席・禁煙)

シーハイル上越号指定席券 シーハイル上越号 シーハイル上越号

シーハイル上越号  再度上越路に向かう。上越国境をパワフルに駆け抜けてきた歴戦の勇者である165系が大宮駅のホームに鎮座している。 しかしそんな165系も車両の老朽化によりその役目を終えようとしている。
 山岳地帯の急行列車用に設計された165系は30年以上に登場し、今回のルートである上越線にも「急行佐渡」として投入されていた。 今は団体・臨時用に活躍の場が限られてしまっているが、やはり拠点は上越線である。
 列車は石打まで運転されるが、石打から東京方面へ戻る列車がかなり先になるので、1つ前の越後湯沢駅までの乗車とした。 それでも2時間40分もの長丁場である。先のムーンライトえちごでは真夜中の通過だったので、車窓も楽しみたいところだ。


シーハイル上越座席 シーハイル上越座席  このシーハイル上越号は、都心部のスキー客を上越線沿線のスキー場に向けて送り出すためか、大宮を発車した後も宮原、上尾、桶川、北本、鴻巣、北鴻巣、吹上とこまめに停車していく。 さすがにスキーシーズンも終わろうとしている3月半ばだけあって、乗ってくる乗客は各駅で数えるほどで、乗客0の駅もあった。


熊谷周辺  新幹線、高崎線、秩父鉄道が集まる熊谷駅の手前当たりを通りかかると、車内から上越新幹線の高架が見える。 その高架を、あさま号が走り抜ける。あさま号があっという間に追い抜いていくのを横目に、シーハイル上越号は足取り確実に熊谷駅に止まる。
 その後も深谷、岡部、本庄、新町、高崎、井野、新前橋、群馬総社、八木原と、ある程度の規模の駅に停まっていく。 これまでは住宅が広がり、ときおり田園風景も広がる中を走り抜けてきたが、このあたりを過ぎると風景がからりと変わる。


上牧周辺 越後中里周辺  雪国らしい風景が目の前に現れた。ここからの停車駅は渋川、沼田、後閑、水上、越後中里、岩原スキー場前、越後湯沢、石打。 沿線に広がる沢山のスキー場がスキーヤーを出迎える。 特に越後中里は駅の背後にいきなりスキー場があり、ここでも何人かの乗客が降りていくのが確認できた。
 越後中里を過ぎ、なおもリゾート地帯の中を走る。沿線には165系を追い求めるファンも所々に立っている。 そして下車駅である越後湯沢に到着した。


シーハイル上越号 越後湯沢に到着する681系はくたか 越後湯沢に到着するHK100形

 越後湯沢駅では8分の停車時間があるので、その間に165系を撮影した。一通り撮影し終わると、シーハイル上越号は終着駅である石打に向けて走り去った。
 その後は折り返しのとき310号の発車時間まで、ほくほく線の車両・HK100形(一般車+ゆめぞら)と681系JR西日本車はくたかを撮影した。



2003/3/16・AM10:10 とき310号・200系リニューアル編成

 越後湯沢駅の新幹線ホームには、まさに長蛇と呼ぶにふさわしい人の列が出来ていた。 自由席乗り場の列がとりわけ長い。この列の人の全てではないだろうが、殆どの人はJR東日本パス利用だろう。 改めてJR東日本パスのすごさがかいま見えた。
 とき310号に乗り込む。新潟からここまでは各駅停車で相当数の乗客を拾ったらしく、自由席車両の座席はもちろん席間までもが埋まっている。 結局立ちっぱなしのまま、とき310号ははち切れんばかりの乗客を乗せて越後湯沢駅を後にした。 後続のMaxたにがわ436号でも次に乗る踊り子109号には間に合うが、この過密スケジュールではお土産の品定めなぞしていられない。 東京駅でのお土産購入タイムを確保するために、このままとき310号で東京へ向かうことにした。
 高崎でもある程度の乗客が乗り込み、とき310号の混雑はピークに達した。この状況では席に腰を下ろしている先客に遠慮しつつ、わずかな視界からの車窓を眺めることしかできなかった。 すし詰めのまま、東京駅に到着。他線へ乗り換える人の流れをよそに、東京駅構内の「Gift Garden」で「東京しうびあん」「ごまたまご」などを購入してから東海道線ホームへ足を進める。


Page5…「さざめく波を臨む」只今制作中

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