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| 思い出の583系はつかり号遠征記・Page 3 郡山〜上野 | |
| 4/28・PM3:33
いよいよはつかりの旅も後半戦。次は宇都宮（17:33着17:39発）。途中では2個目のスタンプが捺印された。さっきと同じく583系列車をかたどったイラストに大きく「8」の文字が。 また下には「パー」と書かれている。やっぱり「ゴッパーサン」なのだろうか？ 列車は矢吹駅で運転整理（15:56着16:00発）のあと、列車は白河を通過。すると、目の前には撮影隊が待っていた。この区間19年ぶりの昼間特急だけに、沿線でカメラを構える人は当然のようにたくさん居た。 やがて列車は関東に入る。そして東北本線の交流区間と直流区間がかわる、黒磯駅のセクションにやってきた。車内は照明が落ち、空調設備も止まった。 列車は徐行していく。車窓からはEF65も確認できる。黒磯駅で運転整理（16:42着16:45発）の後、長閑な水田地帯を南下するはつかり号。 列車は宇都宮駅に到着。ここでは6分も停車時間があったので、撮影隊はもちろんのこと食料調達もいた。 自分の前の人がいきなりドアにあった「指定席」の表示をどかすと、なんとシュプール号で使われた「指定席・女性専用席」の表示が。ううむ、本当の鉄道ファンはこんなことも知っているのか。 自分は普段見られない日光線107系や115系訓練車など、思いっきり撮影した後、次の停車駅・大宮（18:54着）へ向かう。 |
| 4/28・PM5:39
ここで最後のスタンプが捺印される。やはり583系列車に「3」と書いてあり、その下には「サン」の2文字が。 3個のスタンプが捺印されたので、記念オレンジカードが配られる。クリーム色をベースに「はつかり」の文字だけロゴが描かれている。 同時に乗車証明書の配付も行われた。今回の上りと29日運転の下りでは、その内容が違っている。 列車はいよいよ大都市に入る。大宮（18:54着18:56発）の次は終点の上野（19:25着）だ。 |
| 4/28・PM7:25
途中の荒川を渡ると、待ってました東京都と言わんばかりにネオンが飛び込んでくる。程なく列車は上野駅にやってきた。 上野駅は7番線の高架ホーム。そこに待ちかまえていたファンが大挙して押し寄せてきた。シャッターがざわめき、ストロボがきらめく。 自分は撮影ポイントの確保も出来ずに（これだけの人が押し寄せてくる事への恐怖感もあったが）、車庫へ向かう姿も見ずに、ツアーで用意されたホテルへ向かうことにした… 今がだめでも明日の出発を見送ることはできる。自分は夜間撮影に出かけることにした。 |