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桜・花見の段・Page 1 青森市〜津軽五所川原〜芦野公園 | |
5/2・AM9:40
今見頃を迎えている芦野公園の桜。その中を走る津軽21系「走れメロス号」。なんとも撮りごたえのある風景を求めて、自分は朝8時の弘南バスで津軽五所川原駅へ向かう。 JR五能線・五所川原駅のとなりにあるのは津軽五所川原駅。津軽鉄道は津軽五所川原(青森県五所川原市)〜津軽中里(青森県北津軽郡中里町)を結ぶローカル線。途中、金木町をはさんで運転されている。 ちなみに、新型気動車である津軽21系「走れメロス号」の名前の由来は、沿線の金木町が誇る文豪・太宰治の作品にちなんだものである。 「ここにふるさとがある」木造の趣がある津軽五所川原駅の駅舎には、津軽鉄道と利用者の縁があるようにと願いを込めた「護縁の木」がある。 切符にはさみを入れてもらい、JR五所川原駅と共用のホームへ向かう。 | |
| 5/2・AM10:00
10時ジャストに列車は津軽五所川原駅を発車する。それまではまだ時間がある。機関区を眺めたり、駅に留置されている22系を見たりも出来る。 発車時間が迫ったので車内に乗り込む。車内には文庫本が15冊くらい入っている本棚があった。文豪の町を走る列車だけのことはある。 そして発車時刻になる。これから芦野公園駅までは20分そこらで到着。列車は水田地帯を横切るような形で北上していく。 |
| 5/2・AM10:15
途中の金木駅では、数年前にSMAPの香取慎吾と地元の子供たちがペイントした22系列車が留置されている。終点の津軽中里駅にも別の車両があるというのも聞いていた。 しかし今回は芦野公園駅までの乗車なので、今回は見ることが出来ない。 そして列車は芦野公園駅へやってきた。おりしも芦野公園は桜が見頃を迎えており、この桜のトンネルをくぐる列車をファインダーに捉えようと、すでに砲塔が向けられている。 自分は列車を降りて、すぐに急いでこの先にある踏切に陣取る。そして撮影。帰りの津軽五所川原方面の列車の待ち時間を利用して、園内を散策した。 やがて帰りの列車がやってきた。再び津軽五所川原駅に戻った自分は、全車指定席の臨時列車「お座敷列車白神号」の指定券を取ることにした。 平日と言うこともあって、指定券はあっさり取れた。2号車5番A席、禁煙席が当たった。列車の時間までまだまだ時間がある。自分は駅前の店を見て回り、弘南バス乗り場で昼食を取ることにした。 |